【プレスリリース】生物多様性を表現するいきものクッキー専門店にコウノトリシリーズ第二弾が登場 ~野生生物と共生する優しい世界を~|いきものクッキー専門店kurimaro collection

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2023年04月6日プレスリリース

【プレスリリース】生物多様性を表現するいきものクッキー専門店にコウノトリシリーズ第二弾が登場 ~野生生物と共生する優しい世界を~

600種以上のクッキーで生物多様性を表現する、いきものクッキー専門店クリマロコレクション(本社:三重県桑名市、代表:栗田こずえ、以下クリマロ)は、4月11日(火)よりコウノトリシリーズ第二弾を展開致します。
クッキーを通して、国の特別天然記念物に指定されているコウノトリと人との共生について考えるきっかけを創出します。

 

絶滅から復活へ

魚やカエルなどを餌とし、豊かな自然環境でしか繁殖しないとされるコウノトリ。かつては日本各地に生息していましたが、人間の乱獲や農薬の影響により、1971 年に野生個体は一旦姿を消しました。その後、最後の生息地であった兵庫県豊岡市など但馬地域にて、長年の保護増殖の取組みを経て、世界初の野生復帰が実現。
2005年には放鳥され、無農薬農法で生物多様性を守るなど、人間とコウノトリが共生できる環境づくりが進められました。

 

人との共生への新たな課題

日本に生息する野生のコウノトリの数は300羽(2023年2月時点)。全国各地で見かける機会が増えている一方、近年は死傷するケースも相次いでいます。

保護活動に最前線で取り組む兵庫県立コウノトリの郷公園(以下、コウノトリの郷公園)によると、その49.7%が交通事故や電線・防鳥獣ネットなど人間の営みが原因ということがわかっています。
今回クリマロは、コウノトリの郷公園の獣医師 松本氏に、人との共生に重点を置いた上でコウノトリの生態についてヒアリングを行いました。

 

希少動物保全に必要な専門の獣医師

絶滅が心配される希少動物の野生復帰を進める上で重要となるのが、怪我をした際にその個体に対して、専門的な保護・治療を行うことができる獣医師の存在。
コウノトリ専門の獣医師・松本氏は、怪我をしたコウノトリの保護・治療に加えて、義足づくりやリハビリなどの研究を進めています。
コウノトリの郷公園として、人とコウノトリの共生に向けて提唱しているのは、①餌が採れる環境をつくる ②巣をつくる場所を整備する ③人工物による事故を防ぐ という取組みに向き合うこと。「人とコウノトリを含む様々な野生生物が共存できる社会づくりが各地で進めば嬉しい」と話します。

 

生物多様性を考える機会に

クリマロでは、これまで微生物から海獣類まで、様々な種をクッキーにすることで、知的好奇心への刺激や生物多様性に目を向けるきっかけづくりを行ってきました。
昨年11月にはコウノトリが餌を採れる環境保全活動を知る機会としてコウノトリシリーズ第一弾を製作。今年3月には、巣をつくる場所の整備活動を知る機会としてコウノトリの巣作り体験(協力:兵庫県立コウノトリの郷公園)を開催。
今回は人の生活とコウノトリの繁殖が両立できる環境について考える機会として、コウノトリシリーズ第二弾を製作しました。

 

コウノトリシリーズ第二弾

期間:4月11日(火)〜29日(土)
種類:コウノトリ500円(税込)・コウノトリ巣セット1500円(税込)
販売場所:クリマロ本店
期間中は写真撮影スポットとしてお愉しみ頂けるよう、コウノトリの巣を展示しています。

 

今後の展開

4/29までイースター企画「卵から生まれるベビーシリーズ」として、卵生動物と単孔類の計136種類を一気に展開しています。
今後も、クッキーを通して、地球上の多様な生物が密接につながっていることへ思いを馳せるきっかけづくりを目指します。

 

松本令以獣医師

1975年、京都市生まれ。北海道大学獣医学部卒。日本の野生動物のために働きたいと、日本各地の動物園で獣医師として勤務。爬虫類から哺乳類まで様々な動物の診療にあたる。2016年より兵庫県立コウノトリの郷公園でコウノトリの保護や研究に携わる。

 

兵庫県立コウノトリの郷公園

コウノトリの野生復帰を研究し実践する社会教育施設
住所:兵庫県豊岡市祥雲寺128|電話: 0796-23-5666|公式サイト:https://satokouen.jp/

 

株式会社クリマロ

住所:三重県桑名市北鍋屋町84-1 | 代表者:栗田こずえ | 設立:2016年 | 電話:0594-41-5837|公式サイト:http://cookie-kurimaro.com

 

本件に関するお問い合わせ

窓口:福田
TEL☎:080-5984-7800
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