ウミガメの多様性をクッキーで表現。クリマロが黒島研究所とコラボ、6月16日「ウミガメの日」にあわせ展開|いきものクッキー専門店kurimaro collection

お知らせ

2025年05月27日プレスリリース

ウミガメの多様性をクッキーで表現。クリマロが黒島研究所とコラボ、6月16日「ウミガメの日」にあわせ展開

 生物多様性をテーマに、約1,000種のクッキーアートを手がけるクリマロコレクション(本社:三重県、代表:栗田こずえ、以下クリマロ)は、6月16日の「ウミガメの日」にあわせ、ウミガメ研究の第一線を担う黒島研究所(沖縄県竹富町)と連携し、日本近海で確認されているウミガメ6種をモチーフにしたクッキーアートを展開します。
 気候変動が性比に影響を及ぼす生態の特徴や、種ごとの暮らしの違いを、親しみやすいクッキーで伝えることを目指します。

 

種ごとに異なる暮らし方 海の中の共存を表現

 今回モチーフとしたのは、日本近海で確認されているウミガメの6種です。
 ウミガメは、種ごとに食性や生息域が異なります。例えば、アオウミガメは海草を主に食べて浅瀬で暮らし、タイマイはサンゴ礁でカイメンを食べ、アカウミガメは甲殻類を砕いて食べる強い顎を持ちます。 種ごとに“得意な暮らし方”があり、海中で棲み分けながら、多様性を前提とした共存関係にあります。
 クリマロはそれぞれの特徴をクッキーアートで表現し、見て味わうことで多様性への理解を促します。


気候変動と性別の関係

 さらに、ウミガメは卵の孵化時の温度で性別が決まり、29度以上ではメス、28度以下ではオスが生まれやすいという生態を持っています。
 近年の気候変動により、メスばかりが生まれているケースが報告されており、たとえばオーストラリア・グレートバリアリーフの調査では、アオウミガメの99%以上がメスというデータ※WWFジャパン)も確認されています。
 本シリーズでは、「あえてメス多め」の構成にし、気候変動が生態系にもたらす影響を知ってもらうきっかけとしています。

 

生態の現場である黒島研究所とのコラボ

 今回コラボレーションした黒島研究所は、1975年設立の、日本で最も歴史あるウミガメ研究施設の一つです。アオウミガメを中心に、繁殖地や回遊ルート、温度と性別の関係など、長年にわたり研究されています。また一般公開も行っており、“開かれた研究機関”として、地域の自然や文化を伝える、教育活動にも取り組まれています。
 クリマロは、専門知識や現場の知見に、クッキーアートという身近な表現を掛け合わせることで、生態の特徴や課題をわかりやすく伝える、環境教育ツールを目指しました。

ウミガメシリーズについて

アオウミガメ/クロウミガメ/アカウミガメ/タイマイ/オサガメ/ヒメウミガメ(※日本の海で記録された種)
俯瞰バージョン6種|側面バージョン4種|計10種
価格:600円(税込)~
期間:6月16日(月)~
場所:クリマロ店頭・公式ネットショップ・黒島研究所
【こだわり】甲羅の模様や形、くちばしの形、泳ぐ姿勢など、各種の特徴を表現。監修協力:黒島研究所
【制作】いきものクッキーアートクリエイター「kurita」が担当

 

今後の展開 

 夏休みに向けて、アンモナイト研究者とのコラボ作品や専門家とのワークショップを順次開催予定です。専門家との対話や体験を通じ、子どもから大人までが楽しめる環境教育・体験型学習の拠点化を図ります。

 

黒島研究所

1975年設立。沖縄県黒島に位置する、日本で最も歴史あるウミガメ研究拠点のひとつ。アオウミガメをはじめとした調査・保護活動のほか、地域の自然・文化の記録・展示・教育活動も実施。NPO法人日本ウミガメ協議会の附属機関。
住所:沖縄県八重山郡竹富町黒島136|HP:https://kuroshima.org/

 

株式会社クリマロ

失われつつある生物多様性に関心を持ってもらうことを目指して、生きものの魅力を親しみやすい「クッキー」という形で表現する活動を続けています。代表・栗田こずえは、幼少期に田んぼや森で出会った多様な生きものとの原体験をもとに、2016年よりクッキーアートを開始。時には専門家の監修のもと、これまでに約1,000種を超えるいきものクッキーを制作してきました。
住所:三重県桑名市北鍋屋町84-1|代表者:栗田こずえ|設立:2016年|電話:0594-41-5837
公式サイト:http://cookie-kurimaro.com

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窓口:PR担当 福田     TEL☎:080-5984-7800   mail✉:support@on-co.co

2025年04月23日プレスリリース

1000種のクッキーアートで触れる生物多様性!専門家と楽しむ体験イベント『いきものラボ』桑名で5/18開催

 生物多様性を約1,000種のクッキーアートで表現するクリマロコレクション(本社:三重県、代表:栗田こずえ、以下クリマロ)は、5月22日「国際生物多様性の日」に先駆け、”人と生きものと多様性”をテーマにした体験型イベント「いきものラボ」を、5月18日(日)に三重県桑名市「国営七里の渡し公園」にて開催します。
 私たちは日々の生活の中で多様な生きものの存在を感じにくい時代を迎えています。本イベントでは、クッキーアートを入り口に、プランクトン研究者や古生物ロボット製作者といった生きものに関わる様々な専門家との交流などを通して、見て、触れて、感じて、味わえる多様な企画を展開。生物多様性をより身近に感じる機会を創出します。

 

高まる関心と行動への課題 

 毎年5月22日は、国連が定める「国際生物多様性の日」です。内閣府の調査(※1)によると、生物多様性(※2)への認知度は約7割超と高まる一方で、理解度は約3割に留まり、約5割の人が「何をしたらよいかわからない」と感じているとの結果が出ています。
 地球規模で生態系の崩壊と種の絶滅が加速する現代(※3)において、私たち一人ひとりが生物多様性を理解し、その繋がりを感じながら、日常生活で具体的な行動を起こすことが求められています。

※1 内閣府政府広報室「2022年生物多様性に関する世論調査
※2 生物多様性とは、微生物から動植物まで、すべての生きものが関わり合いながら存在している状態のこと
※3 環境省「 IPBES生物多様性と生態系サービスに関する地球規模評価報告書政策決定者向け要約

 

失われゆく身近な自然 – 幼少期の原体験が活動の原点

 私たちの身近な風景から、いつの間にか姿を消してしまった赤トンボやタガメ、メダカやタナゴ、ミノムシなど親しみのある生きもの。種によっては絶滅の危機に瀕しています。
 クリマロ代表の栗田は、幼少期に田んぼや森で多くの生きものと触れ合ってきました。しかし、かつて当たり前にいた生きものは、探さないと会えない存在に変わっていました。
 そこで「生きものの魅力を伝えたい」という熱意から、2016年クッキーアート制作を開始。時に多様な専門家の監修を受けながら、生きものの特徴を捉えた作品を1000種以上生み出してきました。
 誰もが親しめる「クッキー」を架け橋に、専門家との連携を深めながら、生きものと環境への関心を広げる活動を展開しています。

 

生物多様性を身近に感じる機会「いきものラボ」

 本イベント「いきものラボ」は、クリマロがこれまで連携してきた専門家や、地元桑名にゆかりのある事業者と共に開催します。

⚫︎四日市大学 微生物研究者:川水採取とプランクトン観察
⚫︎岐阜大学 生物学者、高校の生物教諭:専門的な学びの場
⚫︎名古屋ECO動物海洋専門学校:生物展示
⚫︎古生物ロボット:遊泳体験

⚫︎カードゲーム:「蟲神器」
⚫︎三重県の生きものカルタ体験 など

 見て、触れて、知り、味わう多様な企画や専門家との交流を通じて、普段の生活と生きもののつながりを実感し、生物多様性が失われることで人間に及ぶ影響を考え、保全に向けた行動のきっかけとなることを目指します。

 

イベント概要

名称:いきものラボ〜人と生きものと多様性〜
主催:株式会社クリマロ・合同会社くわなラボ
日時:5月18日(日)10時~15時
場所:国営木曽三川公園 桑名七里の渡し公園三重県桑名市太一丸)
対象:子どもから大人まで(生きものに興味がある人、ご家族、教育関係者)
入場料:無料(各ワークショップやフードには料金要)
内容:物販・体験、学習・展示、フードコーナー
※詳細は添付のチラシをご参照ください

 

主催:クリマロ代表 栗田こずえの想い

 小さい頃、家の前の用水路にはメダカやホタルが泳ぎ、畑はカエルや幼虫で溢れていました。それがいつしか、探さないと会えない存在になり、動物園の動物も多くが絶滅危惧種と知り、地球の変化を肌で感じました。
 「生きものたちの今を知ってほしい」という思いが活動の原点です。『いきものラボ』で、生きものを見て、触れて、味わいながら、自然への関心を高めるきっかけにしたいです。

 

今後の展開 

 「いきものラボ」を機に、生きものそして生きものとの関わりに興味を持った人に向け、さらに学びを深める「クリマロスクール」を今秋より開催予定です。季節ごとの開催を視野に入れ、年間を通して生物多様性への理解を深める機会を創出してまいります。

 

合同会社くわなラボ

桑名市の市民、事業者、行政をひとつなぎに。「挑戦と応援が繰り返されるまちづくり」を目指す

 

株式会社クリマロ

住所:三重県桑名市北鍋屋町84-1|代表者:栗田こずえ|設立:2016年|電話:0594-41-5837
公式サイト:http://cookie-kurimaro.com

 

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2025年03月21日プレスリリース

生物多様性を1000種のクッキーアートで表現するクリマロが登録博物館の動物園「日本モンキーセンター」とコラボした霊長類を15種展開へ


 約1,000種のクッキーアートで生物多様性を表現する、いきものクッキー専門店クリマロコレクション(本社:三重県、代表:栗田こずえ、以下クリマロ)は、世界有数の展示種数を誇るサル類に特化した日本モンキーセンター(犬山市、運営:公益財団法人日本モンキーセンター)とのコラボ第二弾として、霊長類コレクション15種を4月5日(土)より展開します。クッキーアートを通して生きものの豊かな個性とつながりを知り、生物多様性を考えるきっかけを創出します。

 

確認された全ての生き物の28%が絶滅危惧種

 IUCN(国際自然保護連合)によると、絶滅のおそれのある世界の野生生物は4万1,459種(2022年)。霊長類に関しては、現生する約500種のうち、ほとんどが絶滅危惧種に指定されています。
 絶滅の原因は、主に人間の経済活動とそれにより引き起こされる環境破壊にあるとして、水族館や動物園では野生生物を保護する「種の保存」や「環境教育」という重要な役割を担っています。

 

「霊長類学」の調査研究も。登録博物館の動物園

 日本モンキーセンター(以下モンキーセンター)には、50種以上約700頭の霊長類が生活しており、それらの中には絶滅危惧種や希少種も含まれています。
 また1956年の創立時から、霊長類学を専門とする研究者などが運営に携わる、登録博物館の動物園でもあります。霊長類の魅力や生息環境への啓蒙に加えて、「サルを知ることはヒトを知ること」をモットーにした日本の霊長類学の発展と、研究成果を社会に還元する窓口としての役割を担っています。

 

サルを知ることはヒトを知ること。霊長類の多様性を表現

 クリマロは、昨年10月にコラボ第一弾として、11種の霊長類の魅力をクッキーアートにしました。制作にあたっては、霊長類の生態や個性、生息環境についてヒアリングを実施。見た目の特徴だけでなく、群れ社会や子育ての違いなど、「サルを知ることはヒトを知ること」を意識し、行動にも着目の上、専門家の知識をもとにクッキー型を改良し、完成させました。
 今回は第二弾として、15種の霊長類クッキーアートを展開します。

霊長類コレクション第二弾について

アヌビスヒヒ(毛繕い)|アンゴラコロブス|クロシロエリマキキツネザル(日光浴)|シシオザル|チンパンジー(ナッツ割り)|トクモンキー(トク団子)|ノドジロオマキザル|パタスモンキー|ヒゲサキ(2匹並んで尻尾ゆらゆら)|ブラッザグエノン|ベルベットモンキー|ポト|ボウシテナガザル|ヤクシマザル(親子)|ワタボウシタマリン 計15種類

価格:600円(税込)~|期間:4月5日(土)~|場所:日本モンキーセンター・店頭・公式サイト

【こだわり】チンパンジー:石を使うナッツ割り行動|トクモンキー:複数頭のサル団子状態でモンキーセンターらしさを表現|ヒゲサキ:新しい個体が他園から来園、とまり木に2頭並んでしっぽをゆらゆらさせている姿を表現

【修正例】アヌビスヒヒ:特徴的な鼻を際立たせるため顔を横向きに変更|アンゴラコロブス:頬を四角形に|パタスモンキー:オスらしさを出すため横幅を大きく|ヒゲサキ:頭部と顎の形状と顎の毛の分け方を調整|シシオザル:たてがみを調整|ブラッザグエノン:背中のラインをスリム化。特徴的な頭巾状の頭部を強調するため、両端を猫耳のように立たせ、オレンジの部分を三角形に|ボウシテナガザル:腕の長さ、肘と顔のラインを調整|ポト:背中のラインを平らにし、逆さ吊りの姿勢に変更 トクモンキー:しっぽを調整| など
【クリエイター】いきものクッキーアートクリエイター「SHIINA.ちゃん」が担当しました。

猿JOY!感謝祭へ特別出展

4/5・6にモンキーセンターで開催される、「猿JOY!感謝祭」に特別出展し、第一弾、第二弾のコラボ作品26種を展開します。

 

今後の展開 

 生きものの魅力や環境をクッキーアートで表現し続けてきたことで、生きもの好きのコミュニティが生まれました。クリマロならではの、野鳥やプランクトン観察といった専門家とのコラボ企画も増え、参加者の方々と共に学びを深めています。
 野生動物や生息環境への関心を持つきっかけが動物園や水族館だったという声は多く、自然との大切な窓口であるこれらの施設との連携を積極的に行っています。最近では、学芸員や研究者の方々から、生きものや環境への興味を喚起する手段として、クッキーアートを活用したいというご相談も増えています。
 今後も、培ってきた知識や関係性を活かし、「生きものを愛する人たち」のハブとして、生物多様性の大切さを伝え、行動へと繋げるきっかけとなることを目指します。

 

日本モンキーセンター

公益財団法人日本モンキーセンターは1956年10月創立以来、一貫して、霊長類学の研究、教育、社会貢献の拠点として、霊長類学の発展のために重要な役割を果たしてきました。2014年4月には、霊長類学を専門とする大学の教員が中心となって運営をおこなう、ユニークな公益財団法人として生まれ変わりました。飼育している霊長類の数は、50種以上と世界的にも多くの種数を誇る霊長類に特化した動物園です。また、スタッフ全員が、霊長類の生息する環境について深く学び、「自然への窓」としての動物園を目指しています。
住所:愛知県犬山市犬山官林26|電話:0568-61-2327|HP:https://www.j-monkey.jp/

 

株式会社クリマロ

住所:三重県桑名市北鍋屋町84-1|代表者:栗田こずえ|設立:2016年|電話:0594-41-5837|公式サイト:http://cookie-kurimaro.com

 

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窓口:福田
TEL☎:080-5984-7800
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2024年11月14日プレスリリース

生物多様性を1000種のクッキーアートで表現するクリマロが世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふとコラボしたアマゾンシリーズを26種展開へ

 約1,000種のクッキーアートで生物多様性を表現する、いきものクッキーアート専門店クリマロコレクション(本社:三重県、代表:栗田こずえ、以下クリマロ)は、世界最大級の淡水魚水族館「世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふ(以下、アクア・トト)」(岐阜県各務原市)とのコラボ第一弾として、アマゾンコレクション26種を11月24日より展開します。クッキーアートを通して生きものたちの豊かな個性とつながりを知り、生物多様性を考えるきっかけ創出を目指します。

 

確認された全ての生き物の28%が絶滅危惧種

 IUCN(国際自然保護連合)によると、絶滅のおそれのある世界の野生生物は4万1,459種(2022年)。絶滅の原因は、主に人間の経済活動とそれにより引き起こされる環境破壊にあるとして、水族館や動物園では野生生物を保護する「種の保存」や「環境教育」という重要な役割を担っています。

 

希少種保全活動で地域環境を次世代へと繋ぐ水族館

 淡水魚専門の水族館としては世界最大級の「アクア・トト 」。2004年に開館し、淡水魚を中心に約220種、2万点を展示しています。
 オープンからこれまで、ウシモツゴやイタセンパラ、ネコギギなど自然繁殖が難しい様々な生き物の繁殖や保全活動を進めてきました。その取り組みが認められ、2018年には環境大臣より国内最初の「希少種保全水族館」に認定されています。
 7月からは、開館20周年を記念した特別企画展「ワイルドアマゾン アマゾン最高!」を開催しており、南米最大級のナマズや大きなくちばしが特徴のオニオオハシなど、アマゾンに生息する生き物700点あまりを展示しています。

 

学芸員や大学教授たちとの共同開発

 クリマロは、同館の学芸員や生物多様性を研究されている岐阜大学 向井貴彦教授(地域科学部)にご協力をいただき、生きものの生態や個性についてヒアリングを実施。
 今回は第一弾として、特別企画展にあわせ、アマゾンに生息する26種の生きものの魅力をクッキーアートに落し込みました。見た目の特徴だけでなく、生態としての行動のおもしろみなど、クッキーアートが好奇心や探究心をはぐくむきっかけとなることを目指します。

 

生きものの魅力を伝えるブラッシュアップ

 細かな表情や仕草、特徴や魅力をより伝えるべく、学芸員や教授など専門家の知識をもとにクッキーアート型のブラッシュアップを行いました。

 

アクア・トトコレクション第一弾(アマゾン)

種類:レッドテールキャット|オレンジキャット|トライアンパナクエ|ブルーガンディル|ピラニアナッテリー|デンキウナギ|ピラルクー|シルバーアロワナ|モトロ|ボルガドッドスティングレイ|ボドワード|コリドラス3種|カイマントカゲ|マタマタ|モンキヨコクビガメ|カウプカワアシナシイモリ|アマゾンツノガエル|キオビヤドクガエル|アイゾメヤドクガエル|アマゾンツリーボア|オニオオハシ|ルリコンゴウインコ|コペラ・アーノルディ
価格:600円(税込)
期間:11月24日〜
場所:アクアトト・クリマロ店頭・公式サイト
※11月24日はアクアトトにてポップアップ出展予定

 

【例:ブラッシュアップやこだわり】

ボドワード・レッドテールキャット:第一背鰭・第二背鰭やヒゲ
コペラ・アーノルディ:産卵特徴(水面から飛び出して葉に産卵)
パナクエ:額ライン
ピラニア:色味・ラメ感
なまず類(パナクエ・コリドラスなど):脂びれ
デンキウナギ:胸鰭や尻鰭はお腹のあたりから尾の先まで繋がり波打つラインや構造 など

今後の展開

 生きものの魅力や環境をクッキーアートで表現し続けてきたところ、生きもの好きコミュニティができ、クリマロならではの野鳥やプランクトン観察など、専門家とコラボした参加型企画も増えてきました。
 「野生動物や生息環境に関心を持つきっかけは動物園(水族館)だった」という声も多く、自然との窓口である生きもの関連施設との連携を積極的に展開。最近では、専門家(学芸員や研究者)から、生きものや環境に興味を抱くきっかけ創出として、クッキーアートを媒介させたいという相談も増えています。
 今後も培ってきた知識や関係性を活かし、「生きものを愛する人たち」のハブとして、生物多様性の大切さを知ること、そして行動のきっかけとなることを目指します。

 

岐阜大学 向井貴彦教授

滋賀県出身。岐阜大学 地域科学部 地域政策学科(自然科学技術研究科 生物生産環境科学専攻)

 

世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふ

住所:岐阜県各務原市川島笠田町1453|電話:0586-89-8200|HP:https://aquatotto.com/index.php

 

株式会社クリマロ

住所:三重県桑名市北鍋屋町84-1|代表者:栗田こずえ|設立:2016年|電話:0594-41-5837
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2024年10月10日プレスリリース

生物多様性を1000種のクッキーアートで表現するクリマロ。登録博物館の動物園「日本モンキーセンター」とコラボした霊長類を11種展開へ

 約1,000種のクッキーアートで生物多様性を表現する、いきものクッキー専門店クリマロコレクション(本社:三重県、代表:栗田こずえ、以下クリマロ)は、世界有数の展示種数を誇るサル類に特化した日本モンキーセンター(犬山市、運営:公益財団法人日本モンキーセンター)とのコラボ第一弾として、霊長類コレクション11種を10月13日より展開します。
 クッキーアートを通して生きものたちの豊かな個性とつながりを知り、生物多様性を考えるきっかけ創出を目指します。

 

確認された全ての生き物の28%が絶滅危惧種

 IUCN(国際自然保護連合)によると、絶滅のおそれのある世界の野生生物は4万1,459種(2022年)。霊長類に関しては、現生する約500種のうち、ほとんどが絶滅危惧種に指定されています。
 絶滅の原因は、主に人間の経済活動とそれにより引き起こされる環境破壊にあるとして、水族館や動物園では野生生物を保護する「種の保存」や「環境教育」という重要な役割を担っています。

 

「霊長類学」の調査研究も。希少な登録博物館の動物園

 日本モンキーセンター(以下モンキーセンター)には、50種以上約700頭の霊長類が生活しており、それらの中には絶滅危惧種や希少種も含まれています。
 また1956年の創立時から、霊長類学を専門とする研究者などが運営に携わる、日本では珍しい登録博物館の動物園です(2024年時点、国内ではモンキーセンターと旭山動物園のみ)。※参照:文化庁HP
 霊長類の魅力や生息環境への啓蒙に加えて、「サルを知ることはヒトを知ること」をモットーにした日本の霊長類学の発展と、研究成果を社会に還元する窓口としての役割を担っています。

 

サルを知ることはヒトを知ること。霊長類の多様性を表現

 クリマロは、霊長類の生態や個性、生息環境についてヒアリングを実施。見た目の特徴だけでなく、群れ社会や種ごとの子育ての違いなど、「サルを知ることはヒトを知ること」を意識した上で、行動にも着目。
 専門家の知識をもとにクッキー型のブラッシュアップを行い、第一弾として、11種の霊長類の魅力をクッキーアートに落し込みました。

霊長類コレクション第一弾について

11種類:ニシゴリラ・ワオキツネザル・マンドリル・マントヒヒ・アビシニアコロブス・シロガオサキ・ボリビアリスザル・コモンマーモセット・チベットモンキー・シロテテナガザル・ニホンザル
価格:600円(税込)
期間:10月13日~
場所:日本モンキーセンター・店頭・公式サイト
※10/13はマルシェ「日本モンキーセンター創立記念ウキウキ猿joyフェスティバル2024 秋」会場内での販売

【こだわり】
骨格|特徴的なポーズを表現
(ニシゴリラのネコのポーズ、ワオキツネザルの日光浴のポーズ) など
 

【修正例】
全般:口元は「へ」型にして「サル=みつ口」と先入観を払拭
ニシゴリラ:体が正面を向いている場合お腹は見えない
ワオキツネザル:股のライン
シロガオサキ:顔のサイズ・葉よりも硬い木の実が好物(どんぐり)
アビシニアコロブス:顔のサイズ・コントラスト
ボリビアリスザル:脚のライン・体のサイズ
マントヒヒ:特徴となる背中のふさふさ毛・好物の葉
チベットモンキー:脚のライン など

【クリエイター】
いきものクッキーアートクリエイター「SHIINA.ちゃん」が担当

※写真左:修正前 写真右:修正後

 

今後の展開

 生きものの魅力や環境をクッキーアートで表現し続けてきたところ、生きもの好きコミュニティができ、クリマロならではの野鳥やプランクトン観察など、専門家とコラボした参加型企画も増えてきました。
 「野生動物や生息環境に関心を持つきっかけは動物園(水族館)だった」という声も多く、自然との窓口である生きもの関連施設との連携を積極的に展開。最近では、専門家(学芸員や研究者)から、生きものや環境に興味を抱くきっかけ創出として、クッキーアートを媒介させたいという相談も増えています。
 今後も培ってきた知識や関係性を活かし、「生きものを愛する人たち」のハブとして、生物多様性の大切さを知ること、そして行動のきっかけとなることを目指します。


※藤前干潟での野鳥観察会の様子

 

日本モンキーセンター

公益財団法人日本モンキーセンターは1956年10月創立以来、一貫して、霊長類学の研究、教育、社会貢献の拠点として、霊長類学の発展のために重要な役割を果たしてきました。2014年4月には、霊長類学を専門とする大学の教員が中心となって運営をおこなう、ユニークな公益財団法人として生まれ変わりました。飼育している霊長類の数は、50種以上と世界的にも多くの種数を誇る霊長類に特化した動物園です。また、スタッフ全員が、霊長類の生息する環境について深く学び、「自然への窓」としての動物園を目指しています。

住所:愛知県犬山市犬山官林26
電話:0568-61-2327
HP:
https://www.j-monkey.jp/

 

株式会社クリマロ

住所:三重県桑名市北鍋屋町84-1
代表者:栗田こずえ
設立:2016年
電話:0594-41-5837
公式サイト:http://cookie-kurimaro.com

 

本件に関するお問い合わせ

窓口:福田
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