いきものクッキークリマロが藤前干潟にて「渡り鳥観察会」を開催~クッキーをきっかけに生息地へ~|いきものクッキー専門店kurimaro collection

お知らせ

2024年07月23日プレスリリース

いきものクッキークリマロが藤前干潟にて「渡り鳥観察会」を開催~クッキーをきっかけに生息地へ~

 約1,000種のクッキーで生物多様性を表現する、いきものクッキー専門店クリマロコレクション(本社:三重県、代表:栗田こずえ、以下クリマロ)は、藤前干潟にある名古屋市野鳥観察館とのコラボ第二弾として、8月17日(土)に「渡り鳥観察会」を開催します。クッキーをきっかけに、いきものの生息地を訪れ、生態や環境を知る流れを創出します。

 

砂利付きで伝える絶滅危惧種「コアジサシ」の現状

 クリマロは今年6月に、名古屋市野鳥観察館とのコラボ第一弾として、絶滅危惧種に指定されているカモメ科の渡り鳥コアジサシに着目。干潟や河川敷の砂利地などで子育てを行う生態から、適した自然環境の減少や、カラス等の捕食により、ヒナの巣立ち率は10%未満(※)と絶滅の危機に瀕している現状を伝えるべく、「子育てセット(卵と砂利付き)」クッキーを展開しました。
 また現地を訪れるきっかけとして、「藤前干潟」にて取得可能なNFT(SBT)の配布を行いました。
※参照:平成26年3月 環境省自然環境局野生生物課「コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針(案) 」https://www.env.go.jp/content/900491160.pdf

 

クッキーを機に生息地を訪れたという報告

 コラボ第1弾では、クッキーを機に、コアジサシが生息する藤前干潟へ訪れたという報告や、「なぜ砂利がセットなのか」との疑問から、生態・環境についての会話に繋がるなどの反響を得ました。

 8月半ば頃から、藤前干潟には秋の渡り鳥が飛来し始めることから、名古屋市野鳥観察館とのコラボ第2弾として、8月17日(土)に現地で「秋の渡り鳥観察会」を実施。コアジサシを保護するためのデコイ(実物大の模型)色塗り体験や、干潟に特化したいきものクッキークイズ、巣立ちを祝うコアジサシのヒナクッキーを展開致します。

 

クリマロ×名古屋市野鳥観察館「秋の渡り鳥観察会」

日時:8月17日(土)10:00〜12:00

定員:30名|料金:1000円(税込)|対象年齢:不問

内容:コアジサシのデコイ作り|秋の渡り鳥観察|いきものクッキークイズ(干潟ver)

土産:作ったデコイ|巣立ちを祝うコアジサシのヒナクッキー

場所:名古屋市野鳥観察館(名古屋市港区野跡4-11-2)

申込:Peatix https://peatix.com/event/4054557

 

巣立ちを祝うコアジサシのヒナクッキーについて

種類:コアジサシ、ヒナ、卵、砂利 4種
価格:1セット1,300円(税込)
期間:8月17日(土)~
販売場所:店頭・名古屋市野鳥観察館

 

保全が進む藤前干潟

 名古屋市野鳥観察館がある藤前干潟は、年間約120種以上の野鳥が訪れる日本有数の渡り鳥の中継地。多くの渡り鳥が飛来しますが、コアジサシのように、周辺に適した営巣地がなくなり、飛来数が減少する鳥も存在するため、渡り鳥の保全は、重要な課題となっています。

 また日本全体でみると、近年の埋め立てや汚染などにより、生物多様性の維持を担う干潟自体が減少へ。環境省によると日本の干潟は1945年からのおよそ50年で約40%が消失。藤前干潟に関しても、2002年に国際的にも守られるべき湿地としてラムサール条約に登録され、行政やNPO等が協力して様々な保全活動が行われています。 

 クリマロとしても、絶滅の危機に瀕する渡り鳥や、干潟にしか住めない生きものの存在、またそれらを守ろうと国際的に進む命を繋ぐ取り組みなど、私たち人間の身近に起きている環境問題について知るきっかけを創出を目指します。

 

今後の展開

 生きものの可愛らしさや、面白さ・意外性などをクッキーで表現し続けてきたところ、生きもの好きのコミュニティが出来てきました。また飼育員や研究者などの専門家からは、クッキーを媒介させることで、多様な人たちが、生きものしいては環境にも興味を抱くきっかけ創出への相談も増えています。

 8月9日(金)には、夏休み企画の一環として、四日市大学の研究者と共に植物プランクトンを観察するイベントを開催予定。今後もクッキーで表現するなかで培ってきた知識や関係性を活かし、参加型の企画も織り交ぜ、「生きものを愛する人たち」のハブとして、生物多様性の大切さを知り、行動へのきっかけとなることを目指します。

 

名古屋市野鳥観察館

所在地:名古屋市港区野跡4-11-2
電話: 052-381-0160
HP:
http://www.inae-bird-watching-place.org/
MAIL:nagoya.kansatukan@car.ocn.ne.jp

 

藤前干潟

所在地:名古屋市港区野跡4-11-2
管轄:環境省 名古屋自然保護官事務所
電話:052-389-2877
HP:https://chubu.env.go.jp/wildlife/fujimae/index.html

 

株式会社クリマロ

住所:三重県桑名市北鍋屋町84-1
代表:栗田こずえ
設立:2016年
電話:0594-41-5837
HP:http://cookie-kurimaro.com
クッキークイズ:
https://www.instagram.com/ikimono_question/

 

代表:栗田こずえの想い

幼少期から生きものが好きで、様々な生きものに囲まれて育ってきました。憧れは動物が沢山いるムツゴロウ王国。大学で環境問題を学んだ後、科学館で働き、2016年から生きものの魅力を捉えてクッキーで表現するクリエイターとして活動。現在は生きもの好きのメンバーで「いきものクッキー王国」を創造中。型からつくるオリジナルクッキーは約1,000種。生きものたちを可愛く表現することに妥協なし。生きものを愛する気持ちを育て、世界が優しくなるクッキーを目指しています。

 

本件に関するお問い合わせ

窓口:福田
TEL☎:080-5984-7800
mail✉:support@on-co.co

 

2024年07月6日プレスリリース

\7月7日はタツノオトシゴの日/ 生物多様性を表現するいきものクッキーにタツノオトシゴ新作が登場 ~伊勢シーパラダイスでクッキー型の実演も~

 1000種以上のクッキーで生物多様性を表現する、いきものクッキー専門店クリマロコレクション(本社:三重県桑名市、代表:栗田こずえ、以下クリマロ)は、7月7日「タツノオトシゴの日」にあわせて、株式会社伊勢夫婦岩パラダイスが運営する、動物たちの魅力をふれあいで表現する水族館「伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス」(通称:伊勢シーパラダイス、所在地:三重県伊勢市二見町)とコラボした、タツノオトシゴの新作クッキーを展開します。

 また7月15日(祝)には伊勢シーパラダイスにて「海洋生物のクッキー型の実演」と「飼育員と話すタツノオトシゴ公開収録」を行います。
 生きものの魅力を捉え、新たな観点で表現するクリエイターならではの視点で、海洋生物の豊かな個性とつながりを知り、生物多様性を意識するきっかけ創出を目指します。

 

絶滅が危ぶまれるタツノオトシゴ

 外見や雄が出産するユニークな生態として人気のタツノオトシゴですが、近年、生息環境の悪化や乱獲により絶滅が危ぶまれています。

 伊勢シーパラダイスにおいては、タツノオトシゴ飼育種数日本一。野生生物を保護する「種の保存」や「環境教育」という水族館としての重要な役割を担うなか、他の水族館と協力の上、絶滅に瀕しているタツノオトシゴ類の繁殖に力を入れ、これまで7種の繁殖を成功させています。

 

クリマロが捉え表現するタツノオトシゴの魅力

 クリマロは生物多様性を表現すべく、これまでも専門家と連携しつつ、生きものの魅力を捉えた約1,000種のクッキーを創作してきました。伊勢シーパラダイスとは2020年よりコラボが始まり、触れ合いの面白さや、飼育員からヒアリングした生態や個性を、クッキーにて表現してきました。

 今回、伊勢シーパラダイスがタツノオトシゴの生態を広く知ってもらう目的で制定した「タツノオトシゴの日(7月7日)」に合わせて、タツノオトシゴの新作クッキーを展開します。

 

タツノオトシゴシリーズ

タツノオトシゴ抱卵オス 3種|タツノオトシゴの日制定記念 4種(4ペア)
価格:1枚 550円(税込)~
販売場所:公式サイト・店頭・伊勢シーパラダイス

 

水族館の裏側を覗けるバックヤードで公開収録

 飼育員をゲストに招き、いきものクッキークリエイターならではの視点で、生きものの魅力を届ける対談公開収録を、7月15日(海の日)に開催します。海洋生物の特徴を捉えるクッキー型の実演も行います。

 会場は、今年4月に伊勢シーパラダイスにオープンした、水族館の裏側を常時覗ける新エリア「まる見え!バックヤード」。普段見ることができないタツノオトシゴの赤ちゃんの育成展示や、繁殖活動の様子が見られる会場にて、飼育員と共に、謎多きタツノオトシゴはじめ、館内のいきものの魅力を再発見できる機会を創出します。

 

いきものクッキークリエイター×飼育員 公開収録 in 伊勢シーパラダイス

日程:7月15日(月・祝)※時間はクリマロ公式サイトにて案内

内容:
いきものクッキークリエイター栗田が、生きもの好き&表現者の視点で「海の生きものの魅力」について、クイズを交えてお話しします
飼育員をゲストに招き、水族館で起きている様々な出来事、家族のように海の生き物と過ごす専門家が感じる「魅力」についての対談
海洋生物のクッキー型づくり実演

対象:子どもから大人まで幅広い年代

場所:まる見え!バックヤード

配信:Instagramよりライブ配信予定(クリマロ公式アカウント)

販売:両日クッキーの販売を行います(10:00~16:00頃)

 

今後の展開

 生きものの可愛らしさや、面白さ・意外性などをクッキーで表現し続けてきたところ、生きもの好きのコミュニティが出来てきました。また飼育員や研究者などの専門家からは、クッキーを媒介させることで、多様な人たちが、生きものしいては環境にも興味を抱くきっかけ創出への相談も増えています。

 8月9日(金)には、夏休み企画の一環として、四日市大学の研究者と共に植物プランクトンを観察するイベントを開催予定。今後もクッキーで表現するなかで培ってきた知識や関係性を活かし、参加型の企画も織り交ぜ、「生きものを愛する人たち」のハブとして、生物多様性の大切さを知り、行動へのきっかけとなることを目指します。

 

伊勢夫婦岩ふれあい水族館(伊勢シーパラダイス)

日本でもっとも早く、海の動物「海獣との距離感ゼロ」をテーマにした水族館。生きものの表情や仕草を間近で見られる仕掛けや、習性を活かした触れ合い体験など、自然や生物多様性の尊さを知る工夫がなされています。

所在地:三重県伊勢市二見町江580
電話:0596-42-1760
公式HP:
https://ise-seaparadise.com/

 

株式会社クリマロ

住所:三重県桑名市北鍋屋町84-1
代表:栗田こずえ | 設立:2016年
電話:0594-41-5837
公式HP:http://cookie-kurimaro.com

 

 

本件に関するお問い合わせ

窓口:福田
TEL☎:080-5984-7800
mail✉:support@on-co.co

 

 

2024年06月4日プレスリリース

生物多様性を表現するいきものクッキーに 絶滅危惧種の渡り鳥「コアジサシ」が新登場 ~砂利地で子育てする鳥たちも~

 約1,000種のクッキーで生物多様性を表現する、いきものクッキー専門店クリマロコレクション(本社:三重県、代表:栗田こずえ、以下クリマロ)は、藤前干潟にある名古屋市野鳥観察館とコラボして、4月頃から日本に渡って来る絶滅危惧種「コアジサシ」のクッキーを製作。6月4日(火)より販売します。
 また同時に、コアジサシの保全を進める「藤前干潟」(名古屋市港区)にて取得できる、限定NFTの配布も行います。クッキーを通して、コアジサシの生態や環境を知るきっかけを創出します。

 

巣立ち率10%未満。絶滅危惧種の渡り鳥「コアジサシ」

 絶滅危惧種に指定されているカモメ科のコアジサシ。毎年4月後半~5月にかけて日本に渡り、6・7月に日本で子育てを行います。
 本来、干潟や河川敷の砂利地などで子育てを行いますが、適した自然環境は減り、人工的な造成地や駐車場で営巣をするケースが増えています。
 また視界を遮るものがない更地を好む生態から、カラスやネコによる捕食の影響も受けやすく、ヒナの巣立ち率は10%未満と低くなっています(※)
※参照:平成26年3月 環境省自然環境局野生生物課「コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針(案) 」

 

毎年コアジサシが訪れる藤前干潟

 年間約120種以上の野鳥が訪れる日本有数の渡り鳥の中継地「藤前干潟」でも、毎春コアジサシが飛来しますが、周辺に適した営巣地がなくなり、飛来数が減少。コアジサシの保全は、重要な課題となっており、周辺の営巣地の保全や、コアジサシの普及についての話し合いなどが行われています。
 また日本全体でみると、近年の埋め立てや汚染などにより、生物多様性の維持を担う干潟自体が減少へ。環境省によると日本の干潟は1945年からのおよそ50年で約40%が消失。藤前干潟に関しても、2002年に国際的にも守られるべき湿地としてラムサール条約に登録され、行政やNPO等が協力して様々な保全活動が行われています。

 

コアジサシを観測

 これまでも専門家と連携しつつ、生きものの魅力を捉えた約1,000種のクッキーを創作してきたクリマロ。
 昨年コアジサシ飛来時に藤前干潟を訪れ、名古屋市野鳥観察館主催のコアジサシのデコイ(実物大の模型)作りに参加しました。

 

砂利での営巣に着目!現地で生態をクッキー型へ

 今年もコアジサシの飛来情報を受け、現地へ訪問。
 「名古屋市野鳥観察館」と「NPO法人藤前干潟を守る会」の協力を得て、干潟や渡り鳥の保全への取組みに重点を置いた上で、コアジサシの生態や環境についてヒアリングを実施。専門家の知識をもとに、その場でクッキー型の製作を実施。コアジサシはじめ、砂利地に営巣する鳥をクッキーにしました。
 絶滅の危機に瀕する渡り鳥や、干潟にしか住めない生きものの存在、またそれらを守ろうと国際的に進む命を繋ぐ取り組みなど、私たち人間の身近に起きている環境問題について知るきっかけを創出します。

 

砂利地に営巣する鳥クッキーについて

子育てセット(卵と砂利付き)4種:コアジサシ|シロチドリ(オス)|シロチドリ(メス)|コチドリ
価格:1セット900円(税込)
期間:6月4日(火)~
販売場所:店頭・名古屋市野鳥観察館
ポイント:
①平らな砂利地に巣作りをする特徴的な生態
②座ると丸いシルエットになりがちな鳥が多い中、座ってもシャープ&尾羽が長く上がる様子(コアジサシ)
③額の模様で仲間を見分ける生態から、白いワンポイントを表現(コアジサシ)
④砂利のなかに卵(コアジサシ)


現地を訪れるきっかけとして限定NFT(SBT)配布

 6月4日より、「藤前干潟」にて取得可能な限定NFTの配布を行います。今後コラボした生きもの関連施設とは、NFT配布の連携を行い、現地へ足を運ぶきっかけをつくります。
場所:名古屋市野鳥観察館
価格:無料
方法:QRコードを読み込んでください ※NFTウォレットが必要となります

 

今後の展開

 夏休みに向けて、プランクトンや淡水生物の研究者、生きものの魅力に触れられる施設とのコラボなど、生きものの魅力をクッキーで表現するなかで培ってきた知識や関係性を活かし、参加型の企画も開催予定です。
 今後も「生きものを愛する人たち」のハブとして、生物多様性の大切さを知り、行動へのきっかけとなることを目指します

 

名古屋市野鳥観察館
所在地:愛知県名古屋市港区野跡4-11-2
電話: 052-381-0160
公式HP:
http://www.inae-bird-watching-place.org/

 

NPO法人藤前干潟を守る会
所在地:愛知県名古屋市名東区大針3-15
電話: 080-5157-2002
公式HP:
https://fujimae.org/

 

藤前干潟
所在地:愛知県名古屋市港区野跡4-11-2
管轄:環境省 名古屋自然保護官事務所
電話:052-389-2877
公式HP:https://chubu.env.go.jp/wildlife/fujimae/index.html

 

株式会社クリマロ
住所:三重県桑名市北鍋屋町84-1
代表:栗田こずえ
設立:2016年
電話:0594-41-5837
公式HP:http://cookie-kurimaro.com
クッキークイズ:
https://www.instagram.com/ikimono_question/

 

代表:栗田こずえの想い

幼少期から生きものが好きで、様々な生きものに囲まれて育ってきました。
憧れは動物が沢山いるムツゴロウ王国。大学で環境問題を学んだ後、科学館で働き、2016年から生きものの魅力を捉えてクッキーで表現するクリエイターとして活動。
現在は生きもの好きのメンバーで「いきものクッキー王国」を創造中。型からつくるオリジナルクッキーは約1,000種。生きものたちを可愛く表現することに妥協なし。生きものを愛する気持ちを育て、世界が優しくなるクッキーを目指しています。

 

本件に関するお問い合わせ
窓口:西本
TEL☎:080-5984-7800
mail✉:
support@on-co.co

2024年02月28日プレスリリース

\3月5日はサンゴの日|サンゴの一生セットも/ 生物多様性を表現するいきものクッキーにサンゴシリーズが新登場 ~中部国際空港にて沖縄の生きものクッキークイズ開催~

 約1,000種のクッキーで生物多様性を表現する、いきものクッキー専門店クリマロコレクション(本社:三重県、代表:栗田こずえ、以下クリマロ)は、3月5日の「サンゴの日」にあわせて、サンゴの一生セットはじめ、11種のサンゴのクッキーを展開します。
 また3月2日(土)・3日(日)に、中部国際空港にて行われる「いこまい!沖縄2024 in 中部国際空港」(運営:一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー)内で、沖縄の生きものクッキークイズを開催します。
 クッキーを通して、サンゴの生態や環境について考えるきっかけを創出します。

 

生態系を育むサンゴ

 世界の海洋生物の4分の1は、サンゴ礁(※)に生息しており、サンゴは生物多様性に富む生態系を育み、地球にとって重要な役割を担っています。※サンゴ礁:サンゴなどが積み重なってできた「地形」

 

世界のサンゴの1/3が絶滅危機

 長い歴史の中で、相互に関わりあいながら、種の絶滅と進化を繰り返し、現在の生態系を形成してきた地球上の生物。人間活動はその生物多様性を基盤に営まれてきましたが、人為的な影響により、気候変動や異常気象など自然環境のバランスが崩れ、さまざまな問題が生じています。
 その一つとして挙げられるのが、サンゴの死滅。国際自然保護連合(IUCN)などの調査によると、世界のサンゴの3分の1が、絶滅の危機にあるといわれています。

 

サンゴは動物

 サンゴは、イソギンチャクやクラゲの仲間に分類される刺胞動物で、口や触手・胃袋もあります。
 またサンゴの中でも、サンゴ礁の形成に強く関与しているのは「造礁サンゴ」で、体内に褐虫藻と呼ばれる植物プランクトンを共生させ、光合成による栄養を得る種が多く存在します。
 造礁サンゴは、比較的、陸から近い浅瀬に生息しており、人間活動の影響を受けやすい環境にあります。

 

専門家にアドバイスをもらい、魅力を伝えるブラッシュアップへ

 クリマロは生物多様性を表現すべく、これまでも専門家と連携しつつ、生きものの魅力を捉えた約1,000種のクッキーを創作してきました。特に2021年からは種の多様性が高い、沖縄地域の固有種コレクションを重点的に展開。今回は沖縄を含む琉球列島付近に集中して生息している日本のサンゴに着目しました。
 そこで、一般財団法人沖縄美ら島財団 総合研究所(沖縄県国頭郡本部町字石川888)にて、サンゴの研究を行っている野中正法氏にヒアリングを実施。
 専門家の知識をもとに、実は動物であるサンゴの生態や環境をより伝えるべく、企画当初に創作していたサンゴクッキーからブラッシュアップを図りました。
 クッキーを通して、サンゴ礁に生息する生物・生態系を守るため、私たち人間一人一人の配慮を考えるきっかけに繋げます。

 

【ブラッシュアップポイント】

例① 色味:褐虫藻の関係で、より褐色を帯びた色味に変更

<左:修正前|右:修正後>

例② サンゴの一生セット:卵→受精卵→プラヌラ幼生→ポリプ→群体になる変態課程のセットを追加。
 動物としての生態を表現(産卵から1匹の「ポリプ」が分裂をくり返し、骨格を成長させながら「群体」として成長する過程)
例③ ポリプ:12本の触手を表現
例④ クサビライシ:ポリプ単体の珍しいサンゴとしてクサビライシを追加(隔壁は12本)
例⑤ :ピンク系が多くなるなか、味のバリエーションまで意識
※ポリプとは:刺胞動物の体の構造のひとつ。イソギンチャクのように固着して触手を広げるもの

<一番左:サンゴの一生セット|一番右:クサビライシ>

 

サンゴシリーズ

◇沖縄に多く生息している10種(ミドリイシなど)
◇クサビライシ|1枚 540円(税込)
◇サンゴの一生セット:卵→受精卵→プラヌラ幼生→ポリプ→群体|1セット580円(税込)
◇販売場所:公式サイト・店頭・イベント会場など

 

中部国際空港にて生きものクッキークイズショーを開催

 3月2日・3日に開催される「いこまい!沖縄2024 in 中部国際空港」(運営:一財)沖縄観光コンベンションビューロー)内のPRステージに、クリマロ代表栗田が登壇。
 生きものの魅力を捉えた約1,000種のクッキーを創作してきた、いきものクッキークリエイターならではの、特徴の捉え方や表現方法で、サンゴはじめ、沖縄の生きものの面白さをクイズ形式でお届けします(クッキー販売もあり)。

 

いこまい!沖縄2024 in 中部国際空港について

【期間】2024年3月2日(土)・3月3日(日)
【時間】就航都市物産展10:00~18:00開催|観光ブース&ステージ10:00~17:00 ※最終日のみ16:00まで
【場所】セントレア空港内4Fイベントプラザ第1会場内ステージ
【内容】沖縄観光PRステージショー及び観光案内ブース、伝統工芸ワークショップなど
【詳細】https://www.centrair.jp/event/schedule/1294055_1581.html

 

今後の展開

 今後もいきものの魅力をクッキーで表現するなかで培ってきた知識や関係性を活かして、ファンの裾野を広げ、新しい体験やコミュニケーションを創出することで、「生きものを愛する人たち」が生物多様性の大切さを知るきっかけづくりを目指します。

 

代表:栗田こずえの想い

幼少期から生きものが好きで、様々な生きものに囲まれて育ってきました。憧れは動物が沢山いるムツゴロウ王国。大学で環境問題を学んだ後、科学館で働き、2016年から生きものの魅力を捉えてクッキーで表現するクリエイターとして活動するようになりました。現在は生きもの好きのメンバー10名で構成される組織となり「いきものクッキー王国」を創造しています。型からつくるオリジナルクッキーは約1,000種。好きな生きものたちを可愛く表現することに妥協はありません。生きものを愛する気持ちを育て、世界が優しくなるクッキーを目指しています。

 

一般財団法人沖縄美ら島財団 総合研究所 

所在地:沖縄県国頭郡本部町字石川888|代表:花城 良廣|設立:1976年|電話:0980-48-2266
公式HP:https://churashima.okinawa/ocrc/

 

株式会社クリマロ

住所:三重県桑名市北鍋屋町84-1|代表:栗田こずえ|設立:2016年|電話:0594-41-5837
公式HP:http://cookie-kurimaro.com クッキークイズ:https://www.instagram.com/ikimono_question/

 

本件に関するお問い合わせ

窓口:福田
TEL☎:080-5984-7800
mail✉:support@on-co.co

2024年01月16日プレスリリース

【クッキー×NFT】菓子製造の価値を再構築する「生きもの×NFT in名古屋」を開催します

 800種以上のクッキーで生物多様性を表現する、いきものクッキー専門店クリマロコレクション(本社:三重県、代表:栗田こずえ、以下クリマロ)は、1月21日(日)に名古屋市にて、生きものや環境をテーマにした「いきもの×NFTイベント」を開催します。
 美味しさの追求に加えて、心に訴えかけるメッセージを繊細かつ精巧に表現する菓子製造の美学。モノの存在価値が問われる今だからこそ、次世代における菓子製造の可能性を考える機会を創ります。

 

菓子製造業に求められる新たな活路

 原材料やエネルギー価格の高騰、サプライチェーンの混乱、人手不足、インフレなど、物販主体の菓子製造業は様々な課題に直面しており、ビジネスモデルを転換する必要性が高まっています。
 また消費行動は変化し続けており、近年では購入までの過程など、より良い体験提供や課題解決といった付加価値の創造が重要視されるようになりました。

 

「食べるのが勿体無い!けど美味しい」アート融合の世界観と関係性

 クリマロは生物多様性を表現すべく、生きものの魅力を捉えた800種以上のクッキーを展開。素材の厳選や味わいの深さに加えて、クリエイターたちが「かわいい」を軸に、いきものの魅力を精巧に手作業で生み出してきました。お客様からは「可愛すぎて食べるのが勿体無い、けど美味しい」「賞味期限ギリギリまで飾った」などの声を多く頂いています。
 創業8年間で築かれてきたのは、アートと融合させたクッキーの世界観と、生きものや環境に関心を持つお客様や専門家などファン(ステークホルダー)との関係性です。
 クッキーは常にファン(ステークホルダー)とのフィードバックで磨きあげており、来店客は「まるで博物館」など、選ぶ時間ごと楽しんで下さり、良質なコミュニケーションが深まっています。


菓子製造の価値の再構築に向けてNFT活用へ

 食べてしまうことに躊躇いをもたらす繊細かつ精巧さと、味わいの深さも兼ね備えた菓子製造の美学。クリマロでは、さらにファンの裾野を広げ、距離を縮める新しい体験やコミュニケーションを創出すると共に、クッキーの世界観自体を、デジタルアートやコレクタブルとして価値を出す要素として、2023年1月からWeb3.0、NFT(非代替性トークン)の活用方法を模索してきました。
 クッキーを心を動かすアート作品と捉え、改めて菓子製造の価値や可能性を考える機会として、生きものや環境をテーマにした「いきもの×NFTイベント」を実験的に開催します。

 

イベント概要:いきもの×NFTイベントについて

 NFTクリエイターの繋がりを増やし、生きもの×NFTの可能性を広げるイベントです。
 いきものクッキークリエイターとNFTクリエイターとの対談や、出展者同士の強みや特徴を活かしたアイデアソン等を行います。いきものCafeでは、生きものをイメージしたメニューを提供予定です。

日時:2024年1月21日(日)13:00〜17:00
場所:madanasaso 2階(名古屋市西区新道1-13-15)
※お車でお越しの際は最寄りコインパーキングへ
参加:無料
対象:NFTに興味のある人
※初心者やお子様もご参加ください
申込:https://ikimono-nft.peatix.com/view(要予約)

参加NFTクリエイター:
○TheMafiaAnimals|【X】@RiBOX15|マフィア×動物NFT
○NIWA EEL|【X】@NiwaEels|ちんあなごNFTキャラ
○陸のかいぶつと海のかいじゅう|【X】@landsea_monstar|6歳の海ごみNFTアーティスト
○てけほしTK4C|【X】@T163386463|古代生物のNFTコレクション
○Gの風さん|【X】@ruka_kagamine|会場内の音楽を担当(「環境や生きもの」をテーマとした曲に注目)
○いきものクッキークリエイターkurimaro|【X】@cookie_kurimaro|初のNFT展示販売(クッキー販売あり)
※随時追加でNFTクリエイターを発表予定
主催:株式会社クリマロ
問合:cookie.kurimaro@gmail.com
担当:
菅原

 

今後の展開

 NFTを活用した限定版商品や体験の提供を予定しています。今後もいきものの魅力をクッキーで表現するなかで培ってきた知識や関係性を活かして、ファンの裾野を広げ、距離を縮める、新しい体験やコミュニケーションを創出することで、「生きものを愛する人たち」が生物多様性の大切さを知るきっかけづくりを目指します。

 

株式会社クリマロ

住所:三重県桑名市北鍋屋町84-1
代表:栗田こずえ
設立:2016年
電話:0594-41-5837
公式HP:http://cookie-kurimaro.com

 

代表:栗田こずえ

幼少期から生きものが好きで、様々な生きものに囲まれて育ってきました。憧れは動物が沢山いるムツゴロウ王国。大学で環境問題を学んだ後、科学館で働き、2016年から生きものの魅力を捉えてクッキーで表現するクリエイターとして活動するようになりました。現在は生きもの好きのメンバー10名で構成される組織となり「いきものクッキー王国」を創造しています。型からつくるオリジナルクッキーは800種以上。好きな生きものたちを可愛く表現することに妥協はありません。生きものを愛する気持ちを育て、世界が優しくなるクッキーを目指しています。

 

本件に関するお問い合わせ

窓口:福田
TEL☎:080-5984-7800
mail✉:
support@on-co.co