2024年11月14日プレスリリース
約1,000種のクッキーアートで生物多様性を表現する、いきものクッキーアート専門店クリマロコレクション(本社:三重県、代表:栗田こずえ、以下クリマロ)は、世界最大級の淡水魚水族館「世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふ(以下、アクア・トト)」(岐阜県各務原市)とのコラボ第一弾として、アマゾンコレクション26種を11月24日より展開します。クッキーアートを通して生きものたちの豊かな個性とつながりを知り、生物多様性を考えるきっかけ創出を目指します。
IUCN(国際自然保護連合)によると、絶滅のおそれのある世界の野生生物は4万1,459種(2022年)。絶滅の原因は、主に人間の経済活動とそれにより引き起こされる環境破壊にあるとして、水族館や動物園では野生生物を保護する「種の保存」や「環境教育」という重要な役割を担っています。
淡水魚専門の水族館としては世界最大級の「アクア・トト 」。2004年に開館し、淡水魚を中心に約220種、2万点を展示しています。
オープンからこれまで、ウシモツゴやイタセンパラ、ネコギギなど自然繁殖が難しい様々な生き物の繁殖や保全活動を進めてきました。その取り組みが認められ、2018年には環境大臣より国内最初の「希少種保全水族館」に認定されています。
7月からは、開館20周年を記念した特別企画展「ワイルドアマゾン アマゾン最高!」を開催しており、南米最大級のナマズや大きなくちばしが特徴のオニオオハシなど、アマゾンに生息する生き物700点あまりを展示しています。
クリマロは、同館の学芸員や生物多様性を研究されている岐阜大学 向井貴彦教授(地域科学部)にご協力をいただき、生きものの生態や個性についてヒアリングを実施。
今回は第一弾として、特別企画展にあわせ、アマゾンに生息する26種の生きものの魅力をクッキーアートに落し込みました。見た目の特徴だけでなく、生態としての行動のおもしろみなど、クッキーアートが好奇心や探究心をはぐくむきっかけとなることを目指します。
細かな表情や仕草、特徴や魅力をより伝えるべく、学芸員や教授など専門家の知識をもとにクッキーアート型のブラッシュアップを行いました。
種類:レッドテールキャット|オレンジキャット|トライアンパナクエ|ブルーガンディル|ピラニアナッテリー|デンキウナギ|ピラルクー|シルバーアロワナ|モトロ|ボルガドッドスティングレイ|ボドワード|コリドラス3種|カイマントカゲ|マタマタ|モンキヨコクビガメ|カウプカワアシナシイモリ|アマゾンツノガエル|キオビヤドクガエル|アイゾメヤドクガエル|アマゾンツリーボア|オニオオハシ|ルリコンゴウインコ|コペラ・アーノルディ
価格:600円(税込)
期間:11月24日〜
場所:アクアトト・クリマロ店頭・公式サイト
※11月24日はアクアトトにてポップアップ出展予定
ボドワード・レッドテールキャット:第一背鰭・第二背鰭やヒゲ
コペラ・アーノルディ:産卵特徴(水面から飛び出して葉に産卵)
パナクエ:額ライン
ピラニア:色味・ラメ感
なまず類(パナクエ・コリドラスなど):脂びれ
デンキウナギ:胸鰭や尻鰭はお腹のあたりから尾の先まで繋がり波打つラインや構造 など
生きものの魅力や環境をクッキーアートで表現し続けてきたところ、生きもの好きコミュニティができ、クリマロならではの野鳥やプランクトン観察など、専門家とコラボした参加型企画も増えてきました。
「野生動物や生息環境に関心を持つきっかけは動物園(水族館)だった」という声も多く、自然との窓口である生きもの関連施設との連携を積極的に展開。最近では、専門家(学芸員や研究者)から、生きものや環境に興味を抱くきっかけ創出として、クッキーアートを媒介させたいという相談も増えています。
今後も培ってきた知識や関係性を活かし、「生きものを愛する人たち」のハブとして、生物多様性の大切さを知ること、そして行動のきっかけとなることを目指します。
滋賀県出身。岐阜大学 地域科学部 地域政策学科(自然科学技術研究科 生物生産環境科学専攻)
住所:岐阜県各務原市川島笠田町1453|電話:0586-89-8200|HP:https://aquatotto.com/index.php
住所:三重県桑名市北鍋屋町84-1|代表者:栗田こずえ|設立:2016年|電話:0594-41-5837
公式サイト:http://cookie-kurimaro.com
窓口:福田
TEL☎:080-5984-7800
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