2025年04月23日プレスリリース
生物多様性を約1,000種のクッキーアートで表現するクリマロコレクション(本社:三重県、代表:栗田こずえ、以下クリマロ)は、5月22日「国際生物多様性の日」に先駆け、”人と生きものと多様性”をテーマにした体験型イベント「いきものラボ」を、5月18日(日)に三重県桑名市「国営七里の渡し公園」にて開催します。
私たちは日々の生活の中で多様な生きものの存在を感じにくい時代を迎えています。本イベントでは、クッキーアートを入り口に、プランクトン研究者や古生物ロボット製作者といった生きものに関わる様々な専門家との交流などを通して、見て、触れて、感じて、味わえる多様な企画を展開。生物多様性をより身近に感じる機会を創出します。
毎年5月22日は、国連が定める「国際生物多様性の日」です。内閣府の調査(※1)によると、生物多様性(※2)への認知度は約7割超と高まる一方で、理解度は約3割に留まり、約5割の人が「何をしたらよいかわからない」と感じているとの結果が出ています。
地球規模で生態系の崩壊と種の絶滅が加速する現代(※3)において、私たち一人ひとりが生物多様性を理解し、その繋がりを感じながら、日常生活で具体的な行動を起こすことが求められています。
私たちの身近な風景から、いつの間にか姿を消してしまった赤トンボやタガメ、メダカやタナゴ、ミノムシなど親しみのある生きもの。種によっては絶滅の危機に瀕しています。
クリマロ代表の栗田は、幼少期に田んぼや森で多くの生きものと触れ合ってきました。しかし、かつて当たり前にいた生きものは、探さないと会えない存在に変わっていました。
そこで「生きものの魅力を伝えたい」という熱意から、2016年クッキーアート制作を開始。時に多様な専門家の監修を受けながら、生きものの特徴を捉えた作品を1000種以上生み出してきました。
誰もが親しめる「クッキー」を架け橋に、専門家との連携を深めながら、生きものと環境への関心を広げる活動を展開しています。
本イベント「いきものラボ」は、クリマロがこれまで連携してきた専門家や、地元桑名にゆかりのある事業者と共に開催します。
⚫︎四日市大学 微生物研究者:川水採取とプランクトン観察
⚫︎岐阜大学 生物学者、高校の生物教諭:専門的な学びの場
⚫︎名古屋ECO動物海洋専門学校:生物展示
⚫︎古生物ロボット:遊泳体験
⚫︎カードゲーム:「蟲神器」
⚫︎三重県の生きものカルタ体験 など
見て、触れて、知り、味わう多様な企画や専門家との交流を通じて、普段の生活と生きもののつながりを実感し、生物多様性が失われることで人間に及ぶ影響を考え、保全に向けた行動のきっかけとなることを目指します。
名称:いきものラボ〜人と生きものと多様性〜
主催:株式会社クリマロ・合同会社くわなラボ
日時:5月18日(日)10時~15時
場所:国営木曽三川公園 桑名七里の渡し公園(三重県桑名市太一丸)
対象:子どもから大人まで(生きものに興味がある人、ご家族、教育関係者)
入場料:無料(各ワークショップやフードには料金要)
内容:物販・体験、学習・展示、フードコーナー
※詳細は添付のチラシをご参照ください
小さい頃、家の前の用水路にはメダカやホタルが泳ぎ、畑はカエルや幼虫で溢れていました。それがいつしか、探さないと会えない存在になり、動物園の動物も多くが絶滅危惧種と知り、地球の変化を肌で感じました。
「生きものたちの今を知ってほしい」という思いが活動の原点です。『いきものラボ』で、生きものを見て、触れて、味わいながら、自然への関心を高めるきっかけにしたいです。
「いきものラボ」を機に、生きものそして生きものとの関わりに興味を持った人に向け、さらに学びを深める「クリマロスクール」を今秋より開催予定です。季節ごとの開催を視野に入れ、年間を通して生物多様性への理解を深める機会を創出してまいります。
桑名市の市民、事業者、行政をひとつなぎに。「挑戦と応援が繰り返されるまちづくり」を目指す
住所:三重県桑名市北鍋屋町84-1|代表者:栗田こずえ|設立:2016年|電話:0594-41-5837
公式サイト:http://cookie-kurimaro.com
窓口:PR担当 福田 TEL☎:080-5984-7800 mail✉:support@on-co.co