
2025年11月2日イベントレポート
和歌山県・太地町で開催されたイベント「くじらまみれ」(主催:太地町立くじらの博物館)に出店してきました。
クジラやイルカをモチーフにしたクッキーアートをたくさん連れて、まさに“クジラとイルカの町”へ。
太地町は、町の中のいたるところにクジラがいます。
海沿いを歩けばイルカが泳いでおりびっくり。
お話をしていると、みなさん自然に「好きなクジラの種類」について語ってくださって、身“暮らしの一部としてのクジラ”がおり、文化が育っていく——その関係性を肌で感じる場所でした。
イベントでは、研究者の方からご家族連れまで、さまざまな人が足を止めてくださいました。
多くの方が、クッキーの造形や色味、種類の細かさをじっくり見てくださり、たくさんの声をいただきました。
「種類のチョイスが細かい! こんなにたくさん作ってるのすごい」
「この色合い、ちゃんとイルカの光の反射っぽい」
「博物館の子たち(ユウジ・ハマタ・スピカ)がいるの嬉しい!」
「イロワケイルカの黒生地がリアルでかわいい!」
「クジラ目ってイルカも含まれるんですね、初めて知りました」
くじらの博物館の学芸員さんからも、
「さすがクリマロさん、わかってらっしゃる!」
という言葉をいただき、デザインや色味、種類の再現度をとても丁寧に見てくださいました。
人気だったのは、シャチ、バンドウイルカ、スジイルカ、そして限定の「ユウジ・ハマタ・スピカ」たち。
特にイロワケイルカは黒生地タイプのほうが人気で、皆さんの観察眼の鋭さに驚かされました。
生きものがいるから文化が生まれる——その言葉を、太地町で実感しました。
クジラやイルカの存在が、地域の風景や人の語り、そして表現を形づくっている。
好きだからこそ調べ、観察し、作品にしたりして、 その熱量の中には、愛情や敬意がある。
同じ日本の中でも、場所によって「海との関係」「生きものとの距離感」はこんなにも違う。
それを実際に感じながら、クッキーを通してその土地の“生きものと文化”に触れられた出店でした。